レッスンで生徒さんと話していたことです。
表情豊かな演奏は上級編。
まず、暗譜は必須ですね。
「えっと…」なんて音符を確かめて弾いているうちは自分の身体にリズムもメロディも入ってきていないのです。
完璧な暗譜は難しくても、だいたいの音はやはり覚えてしまいましょう。
不安な箇所だけ見ながら弾くくらいでしょうか。
レパートリーにしたい曲は頑張ってほしいです。
何度も繰り返し同じ曲を発表すると、その1曲は自分のオハコになりますね!
たまに、しっかり楽譜に目は釘付けなのに
眉毛をしかめ、音楽を感じているかのように
「どう、この美しいメロディ〜」
みたいな表情で演奏してるピアニストを動画とかで見ると、嘘くさくて嫌になります。
あれは演技です。
私は今、これまでに弾いてないショパンのマズルカやワルツ、シューベルト、ドビュッシーの小品などを弾いています。
定番の有名曲よりおとなしめ(地味)、といえるかも。
老後の自分の楽しみの為に、つらつらと暗譜で弾き続けられるレパートリーを、ちょっとずつ増やしてゆきたいと思っています。笑