音楽の父、と呼ばれるバッハ。
子供の頃、お勉強モードで地味、そして左手の難易度も高く、あまり好きになれませんでした。
しかしピアノ人生が長くなるほどに、やはりバッハ先生は偉大だなぁと感じます。
今日は、大人の方がインヴェンションの1番を弾いていらっしゃいました。
普段お仕事で、なかなか練習時間がとれないMさん。
週末練習で、ピアノを楽しんでいらっしゃいます。
バッハは左手が、右手と同じように歌えないといけないので、音は少なくても難易度高いです。
最初の歌い出し、しっかりと16分休符を感じて(待って)弾くということが大切です。
休符を感じるって、難しいですね。
そして左手が、すぐ右手と同じ旋律で答えるようになっています。
ドレミファレミド♪〜、が両手バランスよく聴き合って弾けると、とても美しくなります。
2ページの小曲ですが、音を聴きながら、やり直したり弾き直してると、なかなか進みません!笑
この作業を「面白いですね!」。と言えるMさんは、バッハにハマる方です。
この曲は、淡々と最後まで間違えずにゴールできたって、それだけではアカンと思います(なぜか関西弁)。
同じメロディが追いかけっこしているところなどをチョイスして、右手と左手が上手く語り合っているか、聴きながら弾いてみましょう。
Mさんのバッハ、楽しみにしています。