庭の紅梅

梅の花が咲きました。

「紅」色、綺麗です。

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赤は気分が上がる色で昔から好きです。

自分のラッキーカラーであることを知ってからは意識して選ぶこともありますね。

小2の時の風景画

子供の頃、赤にハマって風景画を全部赤の絵の具で描いたことがありました。

自分としては結構満足な出来だったのですが、担任の先生は度肝を抜かれたようで、すぐウチの母が小学校に呼び出され、

「お子さんは普通学級で大丈夫ですか?これは7歳の子供の描く絵じゃありません。空は青、地面は茶色。それを全部赤い絵の具で描くなんて、お子さんの知能は疑わしい」

ようなことを言われ、私の「赤い絵」を半狂乱で持ち帰ってきたのです。

しかし、今なら許されない昭和の先生の発言ですね〜。

「なんでこんな絵、描いたの!空は青で地面は茶色でしょうが!!」と、怒り狂う母に

「だって赤で描きたかったんやもん」

としか、言えなかった私。

散々怒鳴られてグッタリしてたところに、父が仕事から帰ってきて絵を見て

「よく見ろ、この絵にはちゃんと赤の濃淡があるやないか」

そして、

ピカソやダリはどうなるんや!絵ひとつで、そんな事言う方がおかしいぞ。」

と、言ってくれました。 

美術教師の父の言葉は説得力があったのか、やっと母は落ち着きました。

大昔のことなのに、あの時の父の「助け舟」!しっかり覚えています。

梅の赤から、そんなことを思い出しました。

空は青、地面は茶色。

目も見えるし、もちろんわかってますよ。笑!

でもそういう当たり前の「決めつけ」って、なんか煩わしいですね。

「誰かに迷惑かかる訳でもないんだし、絵くらい自由に描かせなさいよ!」と今なら言えますがね。大笑