去年の秋からベートーヴェンソナタ第31番op.110に取り組んでいらっしゃるSさん。
ベートーヴェン後期の作品です。
このソナタには「嘆きの歌」と言われる美しい旋律や、3楽章のフーガは難易度が高く、大変な集中力が求められます。
「この曲をいつか弾くために、バッハの平均率を練習してきたんです!」
と、おっしゃるだけあって綺麗にテーマを聴いて、歌い上げる演奏が出来上がってきました。
バッハも、これまでみっちり頑張ってこられましたね。
このソナタが本当にお好きなことが、生徒さんの背中から伝わってきて、途中からは「演奏で伝えられるってすごい!」と思い始め、違った角度から聴き入ってしまいました。
ピアノ愛に溢れる生徒さんの演奏を聴いて、「音楽って良いなぁ〜」と幸せな気持ちになる日曜日でした。
発表会楽しみにしています。
春のような暖かい一日。
芦屋川まで散歩しました。