弾いてみてわかる「名曲」。

春爛漫です。^_^

今日のレッスンは、ベートーヴェンソナタ「ハンマークラヴィーア」第3楽章でした。

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とにかく、ベートーヴェンソナタの中でも、最も長い!このアダージョを、発表会で演奏なさるEさん。

 

譜読みも難、ですがどんどん調が変化してゆくのですね…。

変化する調全てを、ざっとスケールで弾けるEさん、流石です。

よく勉強なさいましたね!

 

今日はご一緒に、「ここは何調?」とハーモニーを確かめながらのレッスンでした。

理解しないで弾く音と、理解して弾く音は全然違います。

調性は譜面に書き込みしてもらい、このフレーズはどこに向かうのか、頂点もご一緒に探して音楽を作ってゆきます。

 

短調の中にも、ほんの少し長調が現れて…音の変化を感じながら演奏していただければ、と思いますね。

 

遅いテンポの中にも熱い情熱を感じる、アダージョ

ショパンを感じる?フレーズもあるのですよ。

 

ゆっくり→長い→眠い、になりがちなクラシックのアダージョ

「弾いてみて分析すると、ますます曲の素晴らしさがわかります」。

との、ご感想で嬉しかったです。