演奏に大切な「間」

今日は大人のピアノレッスンでした。

去年、発表会が中止になってしまったこともあり、来月の本番に向かう生徒さんの気合いも倍増です。

 

Hさんの選曲は華やかなリストの即興的ワルツ。

即興と思われるフレーズには、フェルマータや休符など、たくさんの「間」=タメ、があります。

 

音が途切れても、「何もない」のではなく演奏にとって大切な「間」なのです。

メロディに集中しなければ「間」は感じられません。

 

ワルツにならない〜!とお悩みのHさんと、今日は、無音の「間」を感じるレッスン、となりました。

 

しかし、あまりに大袈裟なタメは悪趣味で、うっとおしい?(口が悪くて、スイマセン)…になってしまいます。

「間」は一番難しいです。上級者レッスンですね。

 

楽譜はあっても、今思いついたかのように

(タイトル通り、即興的に!)弾けるとキマります。

いつも同じ「間」は、ありません。

それが、人間がピアノを演奏する良さなんですから。

自動演奏なんか、つまらんものです。笑

 

当日はベートーヴェンの悲愴ソナタも演奏なさいます。

全く性格の違うタイプの2曲。

楽しみにしていますね。

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