前もって、ヘンレ版(原典版)のコピーを皆さんにお渡ししておきました。
原典版は、書き込みが少ないので自分で考えて演奏することが求められます。
op.119の新バガテルは、色々な時代の曲がミックスされていて、面白い作品です。
ベートーヴェンの初期と後期では全然作風が違うことに気付かされます。
10代の頃は、レッスンに持っていく楽譜といえば春秋社版(受験生は、たいていこの楽譜じゃなかったですか?)でした。
なんの疑問も持たずに、編集者のアドバイス通りの演奏をしていたものです。
なんか今になって悔しい?ような気持ち。
もっと自由に演奏したかったですね。
あまり目立つような極端なパフォーマンスはどうかと思いますが。笑
選ぶ楽譜によって、曲の印象はガラリと変わるのです。
セミナー後は、発表会リハーサルのような「弾き合い会」。
皆さんの演奏を聴いて、楽しみました。
ありがとうございました^_^